人と社会と地球に貢献する製品をつくっていく。
PROFILE
C.I
2017年入社
竹松事業所 製造部 生産準備G 品質技術T
入社のきっかけ「自分のテーマを持って、若手から挑戦できる環境」
大学では工学部応用化学科に所属し、主に粒子について研究していました。プリンターに使われるトナーも粒子で出来ているので、大学での学びが活かせるのではと思い、当社に入社を決めました。入社後は富山事業所に配属され、約4年間トナー生産に関わり、2021年から竹松事業所に異動し、現在は感光体の生産準備として働いています。
入社して驚いたことは、若手のうちから一人ひとりテーマをもって色々な業務に挑戦できること。技術系の仕事は、新しいことに挑戦させてくれるまでに長い期間が必要な会社も多いですが、当社では入社後すぐにテーマを持って自分で考えながら挑戦していく機会を与えてもらえます。1年目から「自分で考え、試行錯誤して挑戦する」という習慣が身に付くので、それが当社の技術力の高さにつながっているのだと思います。
仕事のやりがい「仮説を立て、検証を繰り返し、最適解を導き出す」
私が担当しているのは感光体の生産準備です。感光体とは、トナーを紙に転写する際に必要となる複合機・プリンターの重要部品のひとつ。その感光体の材料が変更される場合などに、開発部門をはじめ関係部門と協業しながら、今までと同じ品質を担保できるか確認を行い、ロバスト性の高い良品条件を設定していく役割を担っています。例えば、感光体を生産する際に、感光体を塗布して乾燥させる工程があるのですが、その乾燥温度ひとつでも全く違う品質になる場合があります。どの温度が最適なのか、仮説を立ててテストを繰り返し、最適解を導き出す。答えがでるまでは大変ですが、上手くいったときの達成感は格別です。
エピソード「開発部門と一緒に、未開拓の領域に挑戦」
近年、SDGsによる環境対応気運の高まりやドラスティックなコスト削減の必要性から、当社では難易度が高い材料領域のリサイクルに注目しています。そこで私も、ある材料リサイクルのプロジェクトに、メンバーの一員として参加しています。このプロジェクトでは、グループ会社の開発部門をはじめ、様々な部門のメンバーが参画。ディスカッションを重ねながら、生産準備として「安全面」「品質面」の領域でプロジェクトの推進を担っています。リサイクル品質を決める際には、品質を再設計し、その品質を保証するロジックを構築することが必要です。そのロジックを作り上げるためには幅広い知識が必要であり、日々勉強を重ね、知識を吸収しています。
材料のリサイクルは、業界でもまだまだ未開拓の領域です。だからこそ1つ1つ知識を積み上げ、チーム一丸となって新しいロジックを構築し、環境に優しい製品を生み出していきたいと思っています。
会社の魅⼒「風通しの良さと、オンオフの切り替えやすさが魅力」
開発部門と近い距離感で仕事ができる環境は、当社ならではの魅力だと思います。製造会社だからといって、ただ設計通りに製品をつくっていくのではなく、設計段階から意見を出し合い、上流から製品をつくっていくのは面白いですし、製造のしやすさにもつながっています。特に、材料リサイクルのプロジェクトでは、様々な部門の方と直接顔を合わせて議論を交わす機会があり、自由にお互いの意見を言い合える関係性が築かれています。
また、オンオフ切り替えやすい環境も当社の魅力のひとつ。フレックスタイム制なので、自分の業務に合わせて出勤・退勤時間が決められますし、休日休暇も豊富にあります。夏休みやGWには長期旅行に出かけたり、趣味の音楽フェスに出かけるのが私のリフレッシュ法。プライベートを思いっきり楽しむことで、仕事へのモチベーションにつなげています。 当社の製品は、日本はもちろん世界中で使われています。色々な場所で当社の製品を見かける機会があるので、自分の成長や仕事の成果が課題解決につながった時は、「会社や社会に貢献している」ということを肌で感じやすい仕事だと思います。
また、最近では環境配慮に着目した取り組みも多く、自分の仕事が「地球環境の保全」や「持続的な社会の実現」につながっているという実感も持つことができます。
誰かの役に立ちたい。社会をより良くしたい。誇りを持って仕事がしたい。そんな方なら大きなやりがいと使命感を持って仕事に取り組める環境だと思います。