教育・キャリア

社員一人ひとりが成長を実感できるように教育・研修制度に力を入れています。新人から管理職までそれぞれのステージに合わせた教育・研修プログラムを整備し、スキルアップ・キャリアアップをサポートしています。

2年間かけてじっくり新卒社員を育成する「2ヵ年教育」プログラム

新卒社員は、入社後オリエンテーションを行い、2ヶ月間(4月~5月)の「新入社員研修」に入ります。新入社員研修では、ビジネスの基礎を学ぶ「新卒基礎研修」や、業務に必要な技術の基礎を学ぶ「技術系基礎研修」、4つの事業所を見学する「巡回研修」などを実施。6月には、各部門へ配属となり、2年目終了まで専属のOJTトレーナーのもとで実践を学んでいきます。3年目以降も、各ステージに応じた研修を用意し、それぞれが目指すキャリア開発をサポートしていきます。

新卒基礎研修

新卒社員が入社後に受講する研修プログラムです。学生から社会人への意識転換を促すことを目的に、会社のルール、事業内容や業界全体のことなど、会社のことを知る機会となっています。また、ビジネスマナーやビジネス文書の書き方など、社会人としての基礎もこの研修で学んでいきます。グループ社員を含めた600名以上の新卒社員が一堂に会し、企業・部署を越えた同期との交流も図れます。

技術系基礎研修

新卒基礎研修の受講後に行われる技術の基礎知識を学ぶ研修プログラムです。IT技術研修、電子写真技術、特許、品質保証、品質管理など、業務を行う際に必要な基礎的な知識をこの研修で身に付けていきます。業務に直結する実践的な内容で構成され、配属先に関わらず幅広い知識を学ぶことができます。新卒基礎研修と同様、グループ企業や別部門の社員と一緒に講習を受けるため、同期のつながりをつくる良い機会ともなっています。

OJTトレーニング

6月には各部門へと配属され、現場でのOJTトレーニングがスタートします。新卒社員一人ひとりに専属のOJTトレーナーが付き、それぞれの育成計画書に基づいて2年間にわたって成長をサポートしていきます。1年目・2年目の終わりに振り返りを実施し、自身の成長や目標の進捗を確認。2年目の最後には同期全員が集まり、2年間の成果を発表し合う「最終育成確認会」を実施します。

ものづくり基本道場

技術力・生産設計力・現場力の強化を推進するため、各キャリアステージに応じて、各種研修プログラムを用意しています。ものづくり基本道場は、そのプログラムのひとつで、TWI(JI・IR)と呼ばれるリーダーや管理職を担う人材を育成するための研修です。仕事の教え方や人材の育成方法などを学ぶことができ、これが次世代に当社の技術やノウハウを伝承していくための土台となり、質の高い教育環境を育んでいます。

+STORY(プラストーリー)

「+STORY」とは、富士フイルムグループで展開される従業員の挑戦をサポートする自己成長支援プログラムです。自身の1年の振り返りと上司との対話を行う「+STORY対話・シート」。従業員の強みをライブ配信で共有する「+STORYライブ」。従業員の挑戦ストーリー等が掲載される「+STORYサイト」。社内公募制度の「+STORYチャレンジ制度」。自律的な学びを促す「+STORYアカデミー」。主にこの5つのプログラムで構成され、100人100通りのストーリーを描きながら、「変化を作り出す企業」の実現を目指しています。

IPW(Innovative production Way)

IPW(Innovative production Way)とは、富士フイルム独自のカイゼンの取り組みの総称です。富士フイルムマニュファクチャリングでは、社員全員が経営に参画する風土づくりに取り組み、マネージャー層による現場の改善応援や攻めのトレーサビリティに挑戦するなど、長期間にわたって課題の発見~解決による生産性向上を実現してきました。
こうした環境で習得する課題解決の基本姿勢とスキルは、社員を市場価値の高いビジネスパーソンへと着実に成長させています。
 
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