富⼠フイルムグループの体制
私たち富士フイルムマニュファクチャリングは、親会社である富士フイルムビジネスイノベーションと共に、研究・開発・生産・販売・システム構築・保守サポート・リサイクルまで、グループですべてが完結する循環型バリューチェーンを創り出しています。開発と製造が一体となることで、お客様に低コストで高品質な商品をタイムリーにお届けし、グループ全体で持続可能な社会づくりに貢献していきます。
リサイクルへの取り組み
グループ全体で力を入れている「リサイクル」への取り組み。中でも資源循環システム(クローズド・ループ・システム)は、販売した商品が廃棄後に回収され当社でリサイクルされる独自のシステムを作っています。私たちは、「リサイクル」をバリューチェーンに組み込むことで、持続可能なビジネスモデルをつくっています。
富士フイルムマニュファクチャリングについて
当社は、富士フイルムグループにおいて「ビジネスイノベーション」の事業領域を手掛ける富士フイルムビジネスイノベーション株式会社の「国内唯一の複合機/プリンター生産事業会社」として、富士フイルムブランドを「モノづくり」の側面から支える存在です。あらゆるビジネスに必要不可欠な複合機・プリンターは私たちのもとで生産され、世界中に届けられています。
業界トップクラスの薄型構造と高画質・省電力を実現したLEDプリントヘッド。日本画像学会賞を受賞したEAトナー。高い生産効率をめざすIPW(Innovative Production Way)等の独自技術など、高い技術力から生み出される付加価値の高い製品は、国内のみならず世界中で高い評価を得ています。低コストで、高品質な、地球に優しい製品によって、あらゆる産業のDX化と、持続可能な社会の実現を目指す会社です。
具体的な事業内容
複合機やプリンターの消耗品の製造
竹松事業所では、複合機・プリンターの消耗品である「感光体ドラム」「粉砕トナー」、それらを組み合わせた「マーキングユニット」などの画像形成材料の製造を行っています。製造だけでなく、再利用・再資源化にもいち早く着手し、埋め立て廃棄ゼロ(ゼロエミッション)を目指した取り組みを続けるなど、リサイクル化による資源循環システムの構築を推進しています。(竹松事業所のページへ)
複合機やプリンターの基幹部品の製造
鈴鹿事業所では、複合機・プリンターの基幹部品である「電子部品」「光学部品」「化成部品」の製造を行っています。電子機器の頭脳となるPWBAから、世界No.1シェアを誇るLEDプリントヘッドなど「富士フイルムブランド」の高い品質を支えています。また、独自の資源循環システム(クローズド・ループ・システム)をグループ各社と共同で構築し、持続可能なビジネスモデルを展開しています。(鈴鹿事業所のページへ)
レーザープリンターの製造
海老名事業所では、各種大型プリンターの組立・製造を行っています。富士フイルムビジネスイノベーション流生産方式にもとづく生産革新活動を積極的に展開することで、「高技能型商品」の生産を実現しています。そこで培ったノウハウは、生産プラットフォームとして富士フイルムビジネスイノベーションの各生産拠点へ展開されています。(海老名事業所のページへ)
複合機やプリンターのトナーの製造
富山事業所では、複合機・プリンターには欠かせないトナー・トナーカートリッジの製造を行っています。当社では、製造時のCO2排出量を大幅に低減するEA製法(Emulsion Aggregation)を採用。業界トップクラスの環境性能(CO2低排出)と、業界最小クラスの粒子径による高画質化を実現した「Super EA-Ecoトナー」を開発するなど、最先端の技術開発を行っています。(富山事業所のページへ)